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マナー

食事の基本の作法

「いただきます」の意味から、席に着くまでの流れ、箸の基本と避けたい所作、器の持ち方、残さない文化まで、場面を問わない食事の全体作法をまとめました。

いただきます、ごちそうさま

食材と作り手への感謝を表す言葉です。食べ始める前に「いただきます」、食べ終わりや店を出るときに「ごちそうさまでした」と言います。声に出す人、手を合わせる人もいますが、言わなくても失礼にはあたらず、言うと喜ばれます。

席に着くまでと呼び方

入口で人数を伝えて案内を待つ店が多く、靴を脱ぐ店もあります。おしぼりは手を拭くためのものです。店員は「すみません」と声をかけて呼びます(呼び鈴のある店も)。注文はまとめて頼む店と、その都度頼む店があります。

箸の基本と避けたい所作

使わないときは箸置きに置きます。割り箸は横に持って両手で割ります。避けたい所作には重さの差があり、避けるは周囲が驚く重いもの、気をつけたいは行儀が悪いとされるが大目に見られやすいもの、気にしすぎないは知っていれば十分なものです。

  • 避ける 立て箸(たてばし)— ご飯に箸を突き立てる。葬儀の供え方を連想させます
  • 避ける 箸渡し(はしわたし)/合わせ箸 — 箸から箸へ食べ物を渡す。火葬で骨を渡す作法を連想させます
  • 気をつけたい 刺し箸(さしばし)— 食べ物に箸を突き刺す
  • 気をつけたい 渡し箸(わたしばし)— 箸を器の上に渡して置く
  • 気をつけたい ねぶり箸(ねぶりばし)— 箸を口でなめる
  • 気をつけたい 寄せ箸(よせばし)— 箸で器を引き寄せる
  • 気をつけたい 指し箸(さしばし)— 箸で人を指す
  • 気にしすぎない 迷い箸(まよいばし)— 料理の上で箸を動かし続ける
  • 気にしすぎない 探り箸(さぐりばし)— 汁の中をかき回す
  • 気にしすぎない 涙箸(なみだばし)— 箸先から汁を垂らす

器と音

茶碗や汁椀は持ち上げてよく、皿は持ち上げません。汁は器から直接飲みます。麺はすすってよいですが、それ以外は静かに食べるのが基本です。

食べ終わりに

残さないのが基本とされますが、無理なときは「少し残してもいいですか」と伝えれば大丈夫なことが多いです。器はまとめ、箸は箸置きに揃えます。カウンターや食堂では下げ口へ自分で返す店もあります。チップは不要で、レジで「ごちそうさま」と言えば十分です。

関係する食べもの

麺の音や食べ方は麺料理のマナー、居酒屋での振る舞いは居酒屋のマナー、寿司屋のカウンターは寿司屋のマナー、座敷や食卓の作法は席次と食卓のマナーにまとめています。

関係する食べもの

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