麺 ── そば
出石そば
Izushi Soba
兵庫県豊岡市出石町のそば。信州上田から国替えとなった藩主がそば職人を連れてきたのが始まりとされ、出石焼の小皿に五枚一組で盛って出す。
- 発祥: 兵庫県豊岡市出石町
- 東京から西へ約440km
兵庫県豊岡市出石町
何でできているか
信州仕込みのそば粉を使う系譜と伝わり、香りの立つそばが白磁の小皿に一口強ずつ薄く盛られる。皿は出石焼という地元産の磁器で、白さがそばの色をくっきり際立たせる盛り付けになっている。つゆは辛口で、そば猪口に直接ではなく皿ごと運ばれてくるため、薬味を自分で加減しながら味を調える楽しみもある。小皿の一枚一枚が薄く盛られているぶん、香りが飛びにくいうちに食べきれるとも言われる。
どう作るのか
そばを一人前5皿に分けて出すのが基本で、とろろや卵、大根おろし、ねぎなどの薬味を添える店が多い。食べ終えた皿は下げずに積み上げていき、自分が何皿食べたかが目に見える形で残っていくのがこの店の名物になっている。さらさらと食べ進むうちに、気づけば皿の山が高くなっていて、皿数を競う客も多く、名物としての楽しみ方が定着している。
なぜこの形になったのか
一説によると、1706年にそばどころの信州上田から仙石氏が出石へ国替えとなった際、そば好きの殿様がそば職人を連れてきたのが始まりという。明治以降は地元の磁器・出石焼の白皿で出す形が定着し、国替えという土地の歴史がそのまま器の上に残った。殿様の好みが一つの町の名物を作り上げた、典型的な例として今も語り継がれている。
食べに行く前に
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この土地の食材と料理
対比
同じ兵庫県
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