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調味料

赤穂の塩

Ako salt

江戸時代に完成した入浜式塩田による、専業製塩の先駆けとされる塩。水尾と防潮堤で海水を制御し干満に左右されず作業できる画期的な仕組みで、300年にわたり日本の主要な製塩法であり続けたとされる。

  • 発祥: 兵庫県赤穂市
  • 東京から西へ約500km
兵庫県赤穂市

何でできているか

雑味の少ない、すっきりとした塩辛さが特徴の塩。大規模な塩田で計画的に濃縮された海水から結晶化させるため、粒がそろい溶けやすいとされる。おにぎりや天ぷらの付け塩のように、塩そのものの味をダイレクトに感じる使い方でその実力がわかるという。梅干しなど保存食の下漬けに使っても、雑味が出にくいとされ、素材の色や味を邪魔しない扱いやすさがある。

どう作るのか

水尾と呼ばれる水路と防潮堤で海水の出入りを制御し、干満に左右されず塩田に海水を引き込む「入浜式」で塩分を濃縮する。天日と風の力で水分を蒸発させたのち、残った濃い塩水を釜で煮詰めて結晶化させる。潮の満ち引きに作業を左右されない画期的な仕組みだったとされる。この仕組みにより、狙った時間に狙った量の海水を安定して確保できるようになったという。

なぜこの形になったのか

江戸時代に完成した入浜式塩田による、専業製塩の先駆けとされる。播州平野の広い遠浅の海岸と、日照時間の長い瀬戸内海式気候が、大規模な塩田を営むのに適していたと考えられている。300年にわたり日本の主要な製塩法であり続けたとされ、赤穂は塩の産地として知られるようになった。専業で塩を造る仕組みが確立したことで、他の産業との分業も進んだと考えられている。

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