甘味 ── 和菓子
三色団子
Sanshoku Dango
桃色・白・緑の三色を一串に並べた団子。安土桃山時代、京都の醍醐寺で催された花見の席で、豊臣秀吉が女性も楽しめる彩りの団子を考案させたのが始まりという説が伝わる型とされる。
- 発祥: 京都府京都市伏見区
- 餅・団子
- 東京から西へ約370km
京都府京都市伏見区
系譜
何でできているか
桃色・白・緑に色づけた団子を一串に三つ並べただけの構成。桃色は桜、白はそのままの米の色、緑はよもぎや抹茶で色づけることが多く、餡やたれをつけずに団子そのものの色と食感を楽しむ型とされる。花見団子とも呼ばれ、桜の開花期に限らず一年を通して春らしさを演出する菓子として親しまれているという。三色の配色や順番に厳密な決まりはなく、店によって並べ方に個性が出るとされる。
どう作るのか
米粉の生地を三等分し、桃色は食紅や桜の風味、緑はよもぎや抹茶を練り込んで色をつける。それぞれ丸めて茹でるか蒸すかし、一串に桃色・白・緑の順に刺して仕上げる。三色それぞれの生地を同じ硬さに仕上げないと串に刺したときに形が乱れるため、地味だが手間のかかる下ごしらえとされる。蒸し時間が三色でわずかに異なることもあり、同時に仕上げるための段取りが職人の腕とされる。
なぜこの形になったのか
一説によると、安土桃山時代に豊臣秀吉が京都の醍醐寺で催した花見の席で、それまでの白い団子に醤油をかけただけのものより、女性も楽しめる彩り豊かな団子をと考案させたのが始まりと伝わる。三色は桜の花・雪・若葉の芽吹きなど、春から夏への移ろいを表しているとする説もあるという。花見の席で配りやすい串刺しの形は、大人数で手軽に分け合える工夫とも語られている。
食べに行く前に
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