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肉 ── 和牛

宮崎牛

Miyazaki Gyu

全国和牛能力共進会で最高賞を重ねてきた、県を挙げて育てる銘柄。

  • 発祥: 宮崎県
  • 東京から南西へ約880km
宮崎県

系譜

何でできているか

宮崎県内で生産・肥育された黒毛和種のうち、肉質等級4等級以上で、県指定の種雄牛を一代祖に持つものを指す。県を挙げて改良を重ねてきた銘柄で、太りやすく飼いやすい体質と、きめ細かな霜降りという相反しがちな二つの性質を両立させることを目標に育種が進められてきたとされる。太平洋側の温暖な気候の恩恵を受けて育つ牛でもあるという。

どう作るのか

宮崎県家畜改良事業団が種雄牛を一元管理し、体格に優れる「気高系」、バランスに富む「糸系」、高い肉質を特徴とする「但馬系」という全国三大血統を独自の交配方式で組み合わせて種牛を開発してきたとされる。この一元管理のもとで、各地の生産者が肥育技術を積み重ねている。「宮崎方式」と呼ばれるこの体制は、全国で初めて構築されたものとされる。

なぜこの形になったのか

一説によると、県が種雄牛の血統をひとつの組織で管理する体制を築いたこと自体が、宮崎牛という統一銘柄を生んだ土台になっているとされる。異なる強みを持つ複数の血統を計画的に配合するという発想が、地域ごとの個体差を抑え、県全体でひとつの名前を名乗れる均質さを作ってきたと読める。太平洋に面した温暖な気候が牛を飼いやすくしたことも、この体制を後押ししたとされる。

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