生食
柿なます
Nara Kaki Namasu
大根とニンジンの紅白なますに干し柿を加えた奈良の正月料理。砂糖が高価だった時代、干し柿の甘みで酸味をやわらげたとされ、白と赤の色は水引を意味し平安を願う縁起物として受け継がれている。
- 発祥: 奈良県
- 東京から西へ約380km
何でできているか
大根とニンジンの紅白なますに干し柿を加えた酢の物で、奈良県全域の正月料理として知られている。柿の自然な甘みとうまみが酸味のあるなますに加わり、奈良の特産品である柿を生かした味わい深い一品となる。紅白の彩りが祝いの膳を華やかにするという。祝いの席にふさわしい、見た目にも華やかな一皿として親しまれているという。
どう作るのか
大根、ニンジン、干し柿を合わせ酢で和える。柚子の皮を千切りにして飾ることもあり、生の柿を使って作ることもあるという。干し柿を使うことが多いが、水分の少ない干し柿を使うと味が凝縮され、より濃厚な甘みを楽しめるという。仕上げに少し時間をおいて味をなじませると、より食べやすくなるという。柚子の香りを添えると、いっそう上品な味わいに仕上がるという。
なぜこの形になったのか
白い大根と赤いニンジンを合わせた紅白の色は水引を意味し、平安を願う思いが込められているとされる。砂糖が高価だった時代には、干し柿が甘みを補う役割を果たしていたともいわれ、酸味のあるなますに柿を加えることで食べやすくなったという。正月に食べる料理として受け継がれ、生の柿を使った「柿なます」もおいしいとされている。家庭ごとに柿の量や酢の加減を変え、思い思いの味に仕上げているという。
食べに行く前に
同じ系統の料理
この土地の食材と料理
同じ奈良県
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