生食
アカガレイの子まぶり
Akagarei no Komaburi
子持ちのアカガレイを刺身にし、ゆでてほぐした卵をまぶす岩美町網代周辺の一皿。フナの子まぶりが伝わって生まれたとされ、脂ののった冬の白身にコクのある卵が絡む、祭りや正月のごちそうという。
- 発祥: 鳥取県岩美町
- 東京から西へ約490km
鳥取県岩美町
何でできているか
「アカガレイの子まぶり」は、子持ちガレイの卵をカレイの刺身にまぶした料理で、濃厚でコクのある卵が淡白な白身を引き立てる。名前の由来にもなっている腹側の赤い模様は美味しさのバロメーターとされ、新鮮なものほどくっきりと表れるという。白身にくせがなくふっくらとした食感で、ごはんのおかずや酒のつまみとして人気が高い。「フナの子まぶり」が伝わって生まれたともいわれている。
どう作るのか
アカガレイを5枚におろして刺身にし、別に卵をとりだして酢を入れてゆでる。ゆでた卵は水気を絞り薄皮を取り除いてから冷まし、刺身と混ぜ合わせる。卵を炒って水分を飛ばしておくと刺身にまぶしやすくなり、さらっとした仕上がりになる。一般的な刺身と同様に、好みでわさびを添えた醤油でいただき、ぷちぷちとした卵の食感と刺身のふっくらとした食感の対比を楽しめる。
なぜこの形になったのか
アカガレイの漁期は9月から5月までだが、脂がのる冬場が旬とされ、産卵前で卵を抱えたメスは特に高値で取引されるという。刺身で食べられる鮮度の良さと、抱卵している冬という条件が重なったときにしかつくれない特別な料理であることから、祭りの日や正月などハレの日に食べられる料理として位置づけられてきたと伝わる。
食べに行く前に
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