恵方巻
節分の日に、その年の恵方(縁起の良いとされる方角)を向いて太巻きを丸かじりする習慣が、近年広く見られるようになったとされます。由来には諸説あり、大阪の商人が商売繁盛を願って始めたという説が知られていますが、確立した起源は定まっていないともいわれます。食べ方としては、願い事を思い浮かべながら、話さずに一気に食べ切るのがよいとされることが多いですが、必ず守るべき決まりというわけではありません。近年は具材や太さもさまざまな恵方巻が並ぶ傾向があり、コンビニエンスストアやスーパーでも予約・販売が広く行われているとされます。恵方の方角はその年ごとに決まっているといわれ、毎年同じ方角とは限らないため、店頭の案内やパッケージの表示で確認するとよいでしょう。
豆まきと福豆
節分には、炒った大豆(福豆)を「鬼は外、福は内」のかけ声とともにまく豆まきの習慣も広く見られるとされます。まいた豆、または自分の年齢の数だけ豆を食べると健康を願えるといった言い伝えもありますが、地域や家庭によって作法には違いがあります。豆まきに使う豆は、地域によって炒った大豆ではなく殻付きの落花生が使われることもあるとされ、雪の多い地域では拾いやすいことなどが理由として語られます。いわしを焼いて食べたり、柊の枝と一緒に玄関先に飾ったりする「柊鰯」の習慣が残る地域もあるといわれます。
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