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麺 ── ラーメン

藤岡ラーメン

Fujioka Ramen

あっさりした醤油スープの中華そば。町の食堂文化に根付く。

  • 発祥: 群馬県藤岡市
  • 醤油
  • 東京から北西へ約90km
群馬県藤岡市

何でできているか

煮干しと豚骨でとった透き通った黄金色のスープは、しつこさがなくすっと飲み干せるほどあっさりしているのに、しっかりとしたコクが残る。手打ちの太いちぢれ麺は噛むと強いコシが返ってくる。中には具だくさんの五目ラーメンや、藤岡産トマトを使った洋風の一杯を出す店もあり、飾らない中華そばの佇まいの奥に、それぞれの店の工夫がひっそりと隠れている。

どう作るのか

麺は各店が手打ちで仕立て、コシの強さと噛みごたえのある食べ応えを大事にする。スープは煮干しと豚骨でだしを取り、しつこさを残さない澄んだ仕立てにするのが基本とされる。同じ土台の上に、通常の倍近い量を盛る五目あんかけや、魚介をふんだんに使ったもの、地元産の野菜を使った創作系まで、店ごとに幅のある一杯がずらりと並ぶことになる。

なぜこの形になったのか

一説によると、かつて瓦づくりが盛んだったこの町で生産が減り、新しい名物をと地元のラーメン店主たちが「上州藤岡ラーメンの会」を結成したのが、藤岡ラーメンという括りの始まりと伝わる。特定の一皿の決まった形というより、創業から数十年を数える老舗も含め、町の店それぞれが長い年月をかけて磨いてきた中華そばの総称として、今の幅広い姿があると読めるだろう。

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