鍋・汁もの ── 鍋料理
美酒鍋
Bishu Nabe
鶏肉や砂ずり、豚肉を塩こしょうと日本酒だけで仕立てた鍋。銘醸地・西条の杜氏が酒造りの合間に食べたまかない料理が始まりで、利き酒の邪魔をしない薄味が特徴と伝わる。
- 発祥: 広島県東広島市
- 水炊き・ちり系
- 東京から西へ約650km
広島県東広島市
何でできているか
鶏肉、砂ずり、豚肉、野菜を、塩、こしょう、日本酒だけのシンプルな味付けで食べる鍋料理とされる。あっさりとしていながら素材本来の味を楽しめるのが特徴とされる。加熱することでアルコール分が抜けるため、お酒が苦手な人でも幅広く食べられるという。野菜や肉から出る旨みが酒に溶け込み、飲むほどに体が温まる杜氏ならではの知恵が詰まっている。
どう作るのか
鍋に油をひいてにんにくを炒め、鶏肉、砂ずり、豚肉と白菜、ねぎなどを火の通りにくいものから入れ、酒を少しずつ加えながら煮る。塩こしょうで味を調え、野菜を煮すぎないようにするのがこつとされる。一度に全部作らず、食べ終えるたびに具材を足して繰り返し作るのが特徴とされる。こんにゃくや厚揚げを加える家庭もあり、季節の野菜を自由に組み合わせて楽しめる。
なぜこの形になったのか
東広島市西条の杜氏が、酒造りの合間の空腹を満たすために考案したまかない料理が発祥と伝わる。利き酒に影響が出ないようシンプルな味付けにしたとされ、水仕事で仕事着が濡れがちな蔵人を「びしょ」と呼んだことから「びしょ鍋」と呼ばれるようになったという。銘醸地として知られる西条の酒蔵文化とともに受け継がれてきたようだ。
食べに行く前に
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この土地の食材と料理
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