鍋・汁もの
ちょぼ汁
Chobojiru
とろりとしただし汁にささげ豆と里芋の茎、もち粉の団子を煮た淡路島の汁もの。甘くはないが汁粉に似た見た目で、産後の女性の体力回復や子どものお宮参りの祝いに作られてきたという。
- 発祥: 兵庫県
- 東京から西へ約470km
何でできているか
とろみのついただし汁に、もち粉で作った団子とささげ豆、里芋の茎であるズイキを入れて煮た汁物で、淡路島に伝わる。お汁粉に似た見た目だが甘さはなく、団子のもちもちとした食感とささげ豆の豊かな風味を楽しめる。名前は、子どもがかわいいおちょぼ口に育つようにとの願いに由来するとされる。淡路の農林漁業祭など地域の行事でも振る舞われる、素朴な滋味あふれる一杯となっている。
どう作るのか
だし汁にもち粉で作った団子とささげ豆、ズイキを入れて煮込み、みそを加えて味を調える。団子は女の子が生まれた家では真ん中をへこませ、男の子が生まれた家では先をとがらせて作るという。出産直後の女性に母親が作って食べさせ、親戚や近所にも振る舞われてきた。毎年1月15日に開催される淡路の農林漁業祭では、地域の女性たちの手作りのちょぼ汁が振る舞われている。
なぜこの形になったのか
ささげ豆ともち粉の団子は栄養価が高く、ズイキには血をきれいにする働きがあると言われ、出産後の女性の体力回復のために母が作って食べさせる習慣があったと伝わる。ちょぼ汁の名は、子どもがかわいいおちょぼ口になるようにとの願いに由来するとされ、団子の形にも子の健やかな成長を願う気持ちが込められているという。お宮参りの際にも作り、親戚や近所に配る習わしが続いている。
食べに行く前に
同じ系統の料理
この土地の食材と料理
同じ兵庫県
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