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麺 ── ラーメン

茶らーめん

Cha Ramen

狭山茶の産地・鶴ヶ島市で、茶葉の粉末を麺に練り込んだご当地ラーメン。淡い緑色の麺は噛んだ瞬間に茶の香りが立ち、渋みを抑えた塩味や薄口醤油のスープがその香りを引き立てる。

  • 発祥: 埼玉県鶴ヶ島市
  • 塩
  • 東京から北西へ約40km
埼玉県鶴ヶ島市

系譜

茶らーめん茶そば

何でできているか

麺は狭山茶の粉末を小麦粉に混ぜて打たれており、淡い緑色をしている。すすると渋みよりも先に茶葉の香ばしさがふわりと鼻に抜け、噛みしめるとほのかな旨みが残る。スープは麺の香りを邪魔しないよう、濃厚な豚骨は避けられ、塩味や薄口醤油をベースにした軽めの仕立てが選ばれることが多い。具はチャーシューやメンマ、ネギなど比較的簡素にまとめられている。

どう作るのか

茶葉を粉末にしてから小麦粉に混ぜ込み、通常の中華麺と同じ工程で打つ。渋みが強く出すぎないよう配合を調整するのが難しいところとされ、店によっては仕上げに柚子の皮や刻んだ茶葉を添えて香りを重ねる。地元の茶業者と飲食店が結びつく形で作られており、単独の一軒に限らず複数の店がそれぞれ独自の配合で提供している。

なぜこの形になったのか

一説によると、地域特産の狭山茶をもっと日常の食に取り入れられないかという考えから、麺に直接練り込む方法が探られたのが始まりという。茶葉を飲むだけでなく麺として食べる形に変えたことで、産地の外へも持ち出しやすい土産物としての顔を持つようになったとされる。茶葉の生産地としての鶴ヶ島という土地の資源を、飲むものだけでなく食べるものに広げた例で、蕎麦の世界にすでにある茶そばと同じ発想を中華麺に応用した形といえる。

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