麺 ── ラーメン
三条っ子ラーメン
Sanjokko Ramen
コクのある味噌スープに長ねぎを山盛りにした一杯。三条市内の有志十店舗が共通のコンセプトとして話し合って考案し、既存のカレーラーメンとは違う軸の新名物を目指したと伝わる。
- 発祥: 新潟県三条市
- 味噌
- 東京から北へ約230km
新潟県三条市
何でできているか
丼の表面を覆うほどの長ねぎがまず目に飛び込み、箸を入れるとコクのある味噌スープが顔を出す。ねぎのシャキシャキとした食感と辛みが、味噌の深い味わいを軽やかに割ってくれる。店によっては薬膳風の香りを効かせた味噌だれを使うところもあるといい、辛口の味噌だれを別皿で添える店も見られる。麺は味噌の重さに合う中太麺が選ばれることが多い。
どう作るのか
市内の有志十店舗が話し合い、共通のコンセプトとして「たっぷりの長ねぎ」を味噌ラーメンに乗せる形にまとめたと伝わる。ねぎは辛みの強い品種を刻んで使う店が多く、店ごとに味噌だれの配合や辛さの効かせ方に工夫を凝らしているという。共通の看板を掲げながらも味は一軒ごとに違う、という緩やかな統一が保たれているらしい。
なぜこの形になったのか
三条市にはすでにカレーラーメンという先輩格のご当地ラーメンがあり、新しい名物を作ろうとした有志たちは、カレーとは違う軸として味噌とねぎを選んだと考えられる。一軒の名物ではなく町の合意として形を揃えたところに、この一杯の性格が表れている。十店舗が同じ看板を掲げることで、一軒だけでは持ちにくい知名度を町全体で育てようとした試みとも読める。ねぎという身近な野菜を主役に据えた発想も、派手さより馴染みやすさを選んだ結果と言えそうだ。
食べに行く前に
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