麺 ── ラーメン
枕崎かつおラーメン
Makurazaki Katsuo Ramen
鰹節の産地として知られる鹿児島県枕崎市のご当地ラーメン。2008年度の地域資源プロジェクトで開発されたとされ、枕崎産の本枯節を主体としたあっさりスープに、鰹を使った具を合わせる。
- 発祥: 鹿児島県枕崎市
- 塩
- 東京から南西へ約1010km
鹿児島県枕崎市
系譜
枕崎かつおラーメン串木野まぐろラーメン
何でできているか
枕崎産の本枯節を主体としたあっさりスープが軸で、昆布や野菜、鰹の頭部(ビンタ)からとった出汁も重ねて使う。DHA入りの麺を使う店もあり、具にはカツオのヅケや竜田揚げ、天ぷらなど、鰹を異なる調理法で楽しめるよう工夫が凝らされている。豚骨とは対照的な澄んだ味わいが持ち味とされ、一杯の中で鰹の様々な表情に出会える構成になっている。
どう作るのか
本枯節をはじめとする鰹の出汁を何層にも重ねてスープを仕立て、具として鰹を漬けや揚げ物など複数の形で使い分ける。一説によると、2008年度に中小企業庁の地域資源プロジェクトとして、枕崎商工会議所が市内の事業所に委託して試作品を作り、地元出身の料理人の指導を受けて商品化されたという。2017年時点で市内3店舗が扱っていたと伝わる。
なぜこの形になったのか
枕崎は鰹節の一大産地として知られてきた町で、豚骨が主流の九州のラーメン地図の中で、地場の鰹をどう生かすかが課題だったと伝わる。あっさりとした鰹だしのスープに、様々な調理法の鰹を具として添えるという形が、鰹節の町らしいラーメンとして選ばれたとされている。地域資源プロジェクトという公的な枠組みから生まれた点も、この一杯の出自を特徴づけている。
食べに行く前に
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