麺 ── ラーメン
串木野まぐろラーメン
Kushikino Maguro Ramen
遠洋まぐろ漁の基地だった鹿児島県串木野港にちなむご当地ラーメン。2000年頃、地元の飲食業者らが町おこしのために開発したとされ、チャーシューの代わりに生まぐろの漬けをのせるのが特徴。
- 発祥: 鹿児島県いちき串木野市
- 醤油
- 東京から南西へ約980km
鹿児島県いちき串木野市
系譜
串木野まぐろラーメン枕崎かつおラーメン
何でできているか
まぐろの頭とにんにく・しょうがを煮出した出汁に、カツオと昆布の白だしを合わせた醤油ベースのスープ。中細のちぢれ麺を使い、最大の特徴はチャーシューの代わりにのせる生まぐろの漬け。熱いスープに触れて色や食感が変わっていく様子も含めて食べる一杯とされる。好みでワサビを溶かして味の変化を楽しむ人もおり、一杯の中で味の展開を楽しめる構成になっている。
どう作るのか
まぐろの頭部とにんにく・しょうがでとった出汁に、カツオ・昆布の白だしをブレンドして醤油スープに仕立てる。一説によると、遠洋まぐろ漁の基地として栄えた串木野港の漁業が衰退したことを受け、2000年頃から地元の飲食店主や食品会社、飲食業組合が集まって町のPRのために開発したという。2013年時点で市内6軒がそれぞれの工夫を凝らして提供していたと伝わる。
なぜこの形になったのか
串木野はかつてまぐろの水揚げで栄えた港町で、漁業の衰退後もその記憶を生かした名物が求められた。手元にある豊富なまぐろを、チャーシューの代わりに漬けとして使うという発想が、この港町ならではの一杯を形づくったとされている。豚骨が主流の九州にあって、あえて魚を主役に据えた点に、町の再起への意志が読み取れるとも語られる。
食べに行く前に
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兄弟
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- 油ゾーメン豚肉とそうめんをだし汁ごと炒め、油と出汁を乳化させてまとわせる奄美地域の一皿。小麦を育てない奄美でそうめんが根づいた経緯は定かでないが、八月踊りなど人が集まる行事に欠かせない。
- あくまき灰汁に浸したもち米を孟宗竹の皮で包み、灰汁水で数時間煮こむ端午の節句の餅菓子。西郷隆盛も戦陣食として食べたと伝わり、灰汁のアルカリ性が雑菌の繁殖を抑え、高温多湿の鹿児島で長期保存を可能にした。
- 奄美黒糖焼酎鹿児島県の奄美群島だけで製造が許されている黒糖焼酎。サトウキビの栽培が盛んなこの島々ならではの甘い香りを持つとされ、約30の蔵元が米麹を使う酒税法上の条件を守りながら個性を競っているという。
- 豚骨野菜大きく切った骨付き豚肉とツワブキ、大根、里芋の在来種コシャマンを大鍋で煮こむ、奄美地域の大晦日に欠かせない料理。別名ウァンフィネヤッセといい、島豚を余さず食べ尽くす知恵の一皿とされる。
- 豚汁豚肉と大根、里芋などを煮こむ味噌汁で、飼育頭数の多い鹿児島の豚と、麹が多く甘みの強い麦味噌を合わせてつくる。冬に体を温める一椀として、家庭でも給食でも広く親しまれている。
- 豚味噌ゆでた豚肉を味噌や砂糖と混ぜ合わせてつくる常備菜。奄美地域では落花生やカツオ節も加える。年に一度しめる島豚を余さず食べるため、保存のきく料理として塩漬けなどとともに生まれたと伝わる。