鍋・汁もの
さんまのすり身汁
Sanma no Surimi Jiru
おろしたさんまをすり鉢でよくすって味噌や卵で味付けし、団子にして大根やねぎ、豆腐と煮込む。本州一のさんま水揚げを誇る岩手の三陸沿岸で、漁獲が増えた約60年前から定番の家庭料理となった。
- 発祥: 岩手県大船渡市
- 東京から北東へ約410km
岩手県大船渡市
何でできているか
新鮮なさんまをすり身にして団子にし、大根やにんじん、豆腐、ねぎとともに煮込んだ、三陸沿岸地域の汁物とされる。すり身に練りこんだ調味料とさんまの旨みが汁に溶け込んだ素朴な味わいで、さんまをすり鉢でよくすることがふわっとした美味しいすり身にするコツとされる。味付けは味噌としょうゆのどちらもあり、家庭ごとの個性が表れるという。
どう作るのか
おろしたさんまをすり鉢ですり、味噌、卵、塩、しょうゆ、酒で味付けする。沸騰させた鍋で団子状にしたすり身を煮た後、大根、にんじん、ねぎ、豆腐を入れて柔らかくなるまで煮るとされる。鮮魚店やスーパーですり身が販売されており、手軽につくれる家庭料理として親しまれているといい、さんまの日には給食にも取り入れられるという。
なぜこの形になったのか
岩手県はさんまの海面漁業の漁獲量が本州トップクラスとされる。以前はすり身をイワシでつくり、さんまは塩焼きや塩炊きにして食べていたが、60年ほど前からさんまの漁獲量が増え、すり身としても食されるようになったと伝わる。さんまが出回る時期の定番家庭料理として、三陸沿岸部に広く根づいてきたと考えられ、近年は水揚げ量が減少傾向にあるという。
食べに行く前に
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この土地の食材と料理
同じ岩手県
- 小豆ばっとう小麦粉を寝かせて幅広のうどん状に切り、ざらめで甘く煮た小豆汁に合わせる。建前や庭じまいの祝いに三陸沿岸地域で作られ、お盆の七日目に7回食べると無病息災とする風習も残る。
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