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甘味

うでまんじゅう

Ude Manju

蒸すのではなく茹でて作るまんじゅうで、「ゆでまんじゅう」がなまって名付けられた。所沢市など小麦畑作地帯で新小麦の香りを楽しみ、お盆やお彼岸の供物として作られてきた。

  • 発祥: 埼玉県所沢市
埼玉県所沢市

系譜

うでまんじゅう小麦まんじゅう

何でできているか

蒸さずにたっぷりの湯でゆでて仕上げるまんじゅうとされる。蒸したまんじゅうよりももっちりとした食感が際立ち、新小麦ならではの香りの良さと、包まれたあんの甘みが調和する素朴な味わいだという。ゆでたてはつるりとした喉ごしが楽しめるという。新小麦が出回る時季を待って作られる、季節限定の味わいでもあるという。ゆでたては表面がつるりと輝き、食欲をそそる見た目になるという。

どう作るのか

小麦粉に熱湯を加えて素早くかき混ぜ、耳たぶほどの硬さになるまでよくこねる。切り分けて丸め、あんを包む場合は生地を伸ばして包む。たっぷりの湯でくっつかないようかき回しながらゆで、浮き上がったら水に取ってぬめりを取ると伝わる。硬くなったら焼いて食べ直すこともあるという。ゆでる湯の温度を保つことで、皮が破れずきれいに仕上がると伝わる。

なぜこの形になったのか

麦類を中心とした畑作地帯で、秋に種をまき初夏に収穫する小麦の、特に香りの良い新小麦を使って作られてきた料理とされる。蒸すのではなくゆでるという独自の製法が、地域ごとに受け継がれてきた小麦文化の一端を物語っているという。お盆の供え物としても親しまれてきたと伝わる。所沢市など畑作の盛んな地域を中心に、家庭ごとの配合や包み方が受け継がれてきたという。

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