甘味
水まんじゅう
Mizu Manju
くず粉にわらび粉を混ぜて炊いた生地であんを包み、井戸水で冷やす大垣市の夏菓子。水の都と呼ばれる大垣の豊富な地下水を生かして明治期に考案されたとされ、菓子店の店頭で水槽に沈められる姿が夏の風物詩という。
- 発祥: 岐阜県大垣市
- 東京から西へ約290km
岐阜県大垣市
何でできているか
くず粉とわらび粉でつくった生地であんを包み、冷たい地下水で冷やした夏の菓子で、口に入れるとつるんとした喉ごしのあとに、もちもちとした生地の弾力とこしあんの上品な甘さがふわりと広がるという。井戸水で冷やされた姿が水の都の夏を告げると伝わる。素朴な見た目に反して、食べ手の記憶に残る個性を持つ一皿だと伝わっている。
どう作るのか
くず粉にわらび粉を混ぜて柔らかく炊き上げた生地でこしあんを包み、陶器のおちょこに流し入れて蒸し、冷たい地下水に浸けて固めるという。くず粉だけでは水に溶けやすく冷やすと硬くなるため、水に強いわらび粉を加えるようになったと伝わる。手間のかかる工程だが、今も惜しまず続けられているという。手順そのものは単純でも、仕上がりには家庭ごとの癖が出るといわれる。
なぜこの形になったのか
水の都と呼ばれる大垣には豊富な地下水があり、各家庭で野菜や果物を冷やす「井戸舟」が冷蔵庫代わりに使われていたとされる。その水を生かした夏向けの冷たい菓子をと考案されたのがこの水まんじゅうで、菓子店の店頭に並ぶ姿が夏の風物詩になったという。こうした経緯は、地域の暮らしの記憶として語り継がれているそうだ。
食べに行く前に
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この土地の食材と料理
対比
同じ岐阜県
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