甘味
柏餅
Kashiwa Mochi
米粉の生地を蒸してつき、あんを包んでかしわの葉で包む小浜市・若狭町の田植え祝いの菓子。5月半ばから7月にかけて集落ごとの「田の神祭り」で神輿を担ぐ日に用意され、親類にも配ると伝わる。
- 発祥: 福井県小浜市
- 東京から西へ約360km
福井県小浜市
系譜
何でできているか
かしわの葉で包んだ小豆あん入りの餅で、葉をほどくと爽やかな木の香りがふわりと立ち、もちっとした餅の食感とあんの上品な甘さが重なり合うという。葉が枯れても新しい葉が出るまで木から落ちないことから、子孫繁栄を願う縁起のよい菓子とされていると伝わり、抗菌作用のある葉が保存にも役立つ点も先人の知恵だそうだ。
どう作るのか
もち米粉とうるち米粉を熱湯でこね、耳たぶほどの柔らかさにして蒸し、すりこぎでよくついてから小判形に薄くのばすという。あんを包んで二つ折りにし、まわりをおさえてかしわの葉で包むそうだ。田植えが終わった集落の祭りに合わせてどの家庭でも用意され、嫁の実家や娘の嫁ぎ先など親類のあいだで配り合う習わしが残っていると伝わる。
なぜこの形になったのか
小浜市から若狭町にかけての集落では、田植え明けを祝う「田の神祭り」が催され、囃子詞とともに神輿が家々や田んぼを練り歩く風習が残るとされる。かしわの葉に抗菌・防腐作用があり保存に向くことに加え、木から落ちにくい性質が子孫繁栄を象徴するとされ、田の神への祭りの供え物として今も各家庭に欠かせない存在だという。
食べに行く前に
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兄弟
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