鍋・汁もの ── 鍋料理
静岡おでん
Shizuoka Oden
牛すじや黒はんぺん、練り物、大根、卵を串に刺し、色の黒いだし汁で煮込んで青のりとだし粉をかける。戦後、捨てられていた牛すじや豚モツを具にしたことで人気が高まったと伝わる、静岡市の郷土おでん。
- 発祥: 静岡県静岡市
- おでん
- 東京から南西へ約150km
静岡県静岡市
何でできているか
静岡おでんは、牛すじや黒はんぺん、練り物、大根、卵などの具材をすべて串に刺し、色の黒いだし汁で煮込んで、青のりや魚のだし粉をかけて食べる静岡市の郷土料理。市内では駄菓子屋でも売られているため、子どもの頃からおやつがわりに親しんでいる人が多いという。串に刺すことで一本単位で気軽に買えるのも特徴とされる。
どう作るのか
深鍋にだし汁をつくり、串を刺したおでん種を入れる。下ごしらえした牛すじを煮汁ごと加え、砂糖、みりん、醤油、酒、塩で味をつけて弱火で2〜3時間煮込む。できあがったおでんに青のりとだし粉をかけ、からしを添えて食べる。市の中心街にはおでん街があり、惣菜屋でも1本単位で購入できるという。長く煮込むほど、だしの色がいっそう濃くなるとされる。
なぜこの形になったのか
静岡おでんの始まりは大正時代とされるが、第二次大戦後、それまで廃棄されていた牛すじや豚モツを具材にしたことで人気が高まったと伝わる。駿河湾で水揚げされる魚介類が身近にあったため、黒はんぺんなど魚のすり身を使った練り製品もおでんの具として使われるようになったとされる。だし汁の黒さは、具材から出る旨みが凝縮された色ともいわれる。
食べに行く前に
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