惣菜
煮ごめ
Nigome
大根やごぼうなど根菜を小豆とさいの目に切って煮る精進料理。親鸞聖人の命日「御逮夜」に作られ、肉や魚を使わず何度も煮返しながら3日間食べ継ぐと伝わる、安芸門徒の行事食。
- 発祥: 広島県府中町
- 東京から西へ約680km
広島県府中町
何でできているか
小豆、大根、にんじん、干ししいたけ、ごぼう、れんこん、里芋、油揚げ、こんにゃくをさいの目に切って煮た精進料理とされる。だしや具に肉や魚を使わず、小豆が入っているのが特徴とされる。味付けは基本的にしょうゆで、素材そのものの味を楽しめるシンプルな一皿とされる。何度も煮返しながら食べる精進料理として、御逮夜の3日間にわたって親しまれてきたとされる。
どう作るのか
小豆は前日から水で戻しておく。大根、にんじん、干ししいたけ、こんにゃく、ごぼう、里芋、油揚げ、れんこんをさいの目に切り、小豆と一緒に多めのだし汁で煮る。何度も煮返すため、薄めの味付けにするのがこつとされる。翌日以降も温め直しながら食べるため、素材の味がじわじわと染み出していく。翌日以降も温め直しながら食べる。
なぜこの形になったのか
浄土真宗の開祖である親鸞聖人が重体のとき、弟子たちが暖をとるため周りの野菜と聖人の好物の小豆を煮込んで食べたのが始まりと伝わる。新暦1月16日前後の「御逮夜」の期間に食べる行事食として定着し、この地域では漁を休み市場も休みにする「おたんやの市止まり」という風習が江戸時代から平成8年まで続いたとされる。
食べに行く前に
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この土地の食材と料理
同じ広島県
- あなご飯かば焼きにしたあなごをそぎ切りにし、だしで炊いたご飯に敷き詰める宮島の一皿。速い潮流にもまれて脂がのる「瀬戸のあなご」を使い、明治34年に宮島口駅の駅弁として売られたのが始まりと伝わる。
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