肉 ── 銘柄豚
能登豚
Noto Buta
石川県内で肥育され、金沢食肉流通センターで処理・格付けされた豚肉。2014年に養豚農家や食肉団体が推進協議会を設立し、統一名称としての普及を進めているとされる。
- 発祥: 石川県七尾市
- 東京から北西へ約290km
石川県七尾市
何でできているか
石川県内で育つ豚肉で、金沢食肉流通センターでの処理・格付けを経て初めて名乗れるとされる。突出した個性よりも、格付けという第三者基準を通った安定感が持ち味と語られる。赤身と脂の質にも一定の基準があるという。見た目の色合いも均一に近く、格付けの効果が表れているとされる。赤身と脂の境目もはっきりしていると語られる。見た目の均一さが消費者の信頼にもつながっているという。
どう作るのか
石川県内で肥育され、金沢食肉流通センターで処理・格付けされた豚肉とされる。2014年に養豚農家や食肉団体が推進協議会を設立し、統一名称としての普及を進めているという。それまで個々に流通していた豚肉を一つの旗のもとにまとめる試みとされる。協議会の設立以降、参加する農家の数も徐々に増えてきたという。地元での消費拡大にも力を入れているとされる。
なぜこの形になったのか
能登豚という名前は特定の血統や飼料ではなく、金沢食肉流通センターという流通の出口を基準に据えている点に特徴があるとされる。2014年という比較的新しい設立時期は、県内で個々に流通していた豚肉を一つの名前でまとめようとした動きと重なる。能登という地名を冠しつつ、実際の基準は流通の出口に置くという柔軟な設計とも読める。
食べに行く前に
同じ系統の料理
この土地の食材と料理
同じ石川県
- あいまぜ能登の赤土で育つ大根や人参などの根菜を細く刻み、油揚げとともに煎り煮にする。正月やハレの日に作り置きされてきたとされ、使う野菜は土地ごとに違い見た目や味に地域性が出る。
- べか鍋ぬか漬けにしたイワシ(コンカイワシ)を、白菜やきのこと酒粕で煮込む能登の冬鍋。冷蔵技術のない時代の保存食が発祥とされ、大衆魚だったことから「今日も食べっか」が名の由来ともいわれる。
- 大根ずし大根と身欠きニシンを米麹で漬け込む、加賀地方の発酵ずし。北前船が運んだニシンが庶民の手に届いたことで根づいたとされ、かぶらずしと並んで石川の正月に欠かせない、酸味の穏やかな発酵の味として親しまれている。
- えびす煮溶かした寒天にとき卵と砂糖、醤油を流し込んで固める。江戸期の料理書に記される卵寒天がルーツとされ、つるりとした見た目から「べろべろ」とも呼ばれる祝いの日の一品。
- 五色生菓子太陽・月・山・海・里に見立てた五種の餅や饅頭を菓器に詰める、金沢の婚礼菓子。加賀藩主に輿入れした珠姫のために献上されたのが始まりと伝わり、いまも祝いの返礼として配られる。
- UFOラーメンUFO目撃伝説で知られる石川県羽咋市の「はくいUFOグルメ」の一杯。すし店から洋食店まで複数の飲食店が参加し、醤油だれのスープにUFOをかたどった具材を添える。丼の上に羽咋という土地の物語が重なるとされる。