ITADAKI ATLAS

肉 ── 銘柄豚

愛とん

Aiton

愛知県が独自に改良した3系統の種豚をもとにした豚。県内ではこれを素材に、みかわポークなど複数の地域銘柄豚が作られているとされ、県産豚肉全体の土台を担う存在とされる。

  • 発祥: 愛知県
  • 東京から西へ約270km
愛知県

何でできているか

特定の一頭というより、県内の豚肉の土台となる種豚そのものを指す言葉とされる。この系統をもとに作られる豚肉には、地域ごとに違う個性が出るとされ、愛とん自体は素材としての安定感を担うという。脂の質より血統の管理そのものが持ち味とも言える。そのため愛とん単体としての味の個性よりも、そこから生まれる各銘柄の違いこそが特徴とされる。

どう作るのか

愛知県が独自に改良した3系統の種豚をもとにした豚で、これを素材にみかわポークなど複数の地域銘柄豚が作られているとされる。1つの銘柄というより、県産豚肉全体を支える土台の役割を担っているという。改良には長い年月をかけたと伝わる。改良の過程では複数の系統を掛け合わせ、目的に応じて使い分けられているという。改良の成果は複数の地域銘柄に受け継がれているという。

なぜこの形になったのか

愛知県が種豚の改良にみずから取り組み、それを複数の地域銘柄が共有する仕組みは、県が旗振り役となって地域ブランドを支える発想の表れとされる。特定の土地の物語を持つ銘柄が多いなかで、愛とんは「土台」という違う役割を引き受けている点に個性があると読める。土台としての役割に徹する設計は、県全体で品質を底上げしようとする発想の表れとも言える。

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