甘味
べこ餅
Bekomochi
上新粉に白砂糖と黒砂糖を混ぜた生地を、木の葉の形に整えて蒸す菓子。白と黒の配色がホルスタインを連想させることから「べこ」の名がついたなど、由来には諸説あると伝わる。
- 発祥: 北海道
- 東京から北へ約880km
何でできているか
上新粉に白砂糖と黒砂糖をそれぞれ混ぜた生地を木の葉の形に整えて蒸す、白と黒の二色使いが定番の菓子。もっちりと柔らかい食感とほどよい甘さで、子どもから大人まで懐かしい味として親しまれているという。道南地域を中心に、黒糖だけの単色やよもぎを混ぜた緑色、花形や丸形など、彩りも形もさまざまなべこ餅がいまも各地でつくられている。
どう作るのか
上新粉と砂糖を混ぜ合わせて生地をつくり、白い生地には白砂糖、黒い生地には黒砂糖を練り込んで蒸し上げる。木型を使って木の葉形に仕上げるのが昔ながらのやり方だが、木型を使わずに手で形をととのえる家庭や店もある。以前は木型を持つ家庭も多く、行事のたびに親子で手づくりしていたと伝わる。多くつくりすぎたときは冷凍しておけば日持ちするという。
なぜこの形になったのか
発祥には諸説あり、山形県の郷土菓子「くじら餅」が北海道で独自に進化して木の葉形になったとも伝わり、道南地域の一部ではいまも「くじら餅」と呼ぶ地域がある。名前の由来も、白と黒の配色が牛(べこ)を連想させるという説、黒糖の色が「べっこう」に近いという説、米粉(べいこ)が転じたという説など諸説語られる。北海道では端午の節句によく食べられ、正月や彼岸、冠婚葬祭などハレの日にも供されてきたという。
食べに行く前に
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この土地の食材と料理
同じ北海道
- 旭川ラーメン魚介と豚骨を合わせた醤油スープに、ラードで蓋をして冷めにくくする。厳寒の地ならではの工夫とされる。
- 旭川ホルメン旭川の二大名物、醤油ラーメンとホルモン焼きを掛け合わせたご当地グルメ。醤油だれのスープに、下処理して臭みを抜いた豚ホルモンをのせる。2010年代に旭川で考案された。
- ガタタンラーメン芦別市の郷土料理ガタタンをラーメンにした一杯。片栗粉でとろみをつけた塩味のスープに、野菜・肉・魚介など具だくさんの具を合わせ、仕上げに溶き卵を流し入れる。満州からの引き揚げ者が伝えた中華料理が土台にある。
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- 美唄やきとりモツを中心に、内臓から皮まで一羽分を一本の串に刺す。
- びらとり和牛日高地方・平取町で育つ黒毛和種。昭和37年に島根県から導入された繁殖牛を礎とし、冬の厳しい寒さの中でじっくりと肥育され、味の濃さに定評があるという。札幌をはじめ道内で広く親しまれる銘柄になったという。