ごはんもの ── 寿司
かます寿司
Kamasu Zushi
塩じめしたカマスを甘酢につけ、すし飯を詰めて成形する。久留米の高良山くんちの参道で栗入り赤飯とともに売られてきたとされ、奉納に使う叺(かます)と魚の語呂合わせが名の由来という。
- 発祥: 福岡県久留米市
- 東京から西へ約890km
福岡県久留米市
何でできているか
旬を迎えたカマスの身に、すし飯を詰めた押しずし。塩じめしてから甘酢に漬け、酢飯を詰めてつくられる。わさびや甘酢しょうが、しそを添えることもあるという。秋祭りの参道で古くから売られてきた縁起もののひとつだとされ、旧暦9月9日にちなむ祭りの供物として親しまれてきたそうだ。菊の節句としても知られる日だという。
どう作るのか
塩をふって身をしめてから水洗いし、甘酢に漬ける。身にすし飯を詰めてラップで巻き、しばらくおいて味をなじませてから仕上げる。ちょうどこの時期、カマスは旬に入り脂がのって美味しくなるという。わさびをぬったり甘酢しょうがやしそを挟んだりと、好みで仕上げに変化をつけることもあるそうで、家庭ごとに工夫が見られる。
なぜこの形になったのか
秋祭りの参道で栗入り赤飯とともに売られてきたと伝わる一品。奉納に使うわらの袋と魚のカマスの語呂合わせから、いつしか秋祭りに欠かせない料理になったのではないかといわれている。収穫を感謝する秋祭りのごちそうとして、各家庭でもつくられてきたといい、縁起を担ぐ大切な料理として今も変わらず伝えられているそうだ。
食べに行く前に
同じ系統の料理
この土地の食材と料理
同じ福岡県
- あぶってかもスズメダイに塩をまぶして一晩おき、鱗も内臓も除かずに炙る。小骨が多く敬遠されがちな魚だが、明治期の博多湾で大量に獲れた際に塩をふって焼いてみたのが始まりと伝わる。
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- ちゃんらー北九州市門司区の食堂で生まれたとされる麺料理。ちゃんぽん麺をいりこだしのうどん風つゆに入れた一杯で、長崎ちゃんぽんを食べたいが小遣いが足りない生徒のために考えられたと伝わる。