ごはんもの ── 寿司
銀ぶろうずし
Ginburo Zushi
大豊町西豊永地区で自家用に栽培されてきたいんげん豆「銀ぶろう」を甘く煮て、根菜とともに酢飯に混ぜ込むすし。不老長寿の豆として縁起物とされ、祝宴や祭事のときにつくられてきたという。
- 発祥: 高知県大豊町
- 東京から西へ約590km
高知県大豊町
系譜
何でできているか
黒く艶やかな豆が酢飯に混ざり込み、煮豆のほろりとした甘さとしょうがの香りが漂うすしだという。銀ぶろうは大豊町西豊永地区で自家用に栽培されてきたいんげん豆の一種で、皮が柔らかく煮ると味がよく染みるとされる。「不老長寿の豆」として縁起物とされてきたと伝わり、名前の由来には見た目の艶を指す「銀」と不老を指す「ぶろう」を合わせたとする説や、種を伝えたお銀という人物に由来するという説があるという。
どう作るのか
銀ぶろうを砂糖で甘く煮て、しょうがやごぼう、人参をだしで煮る。だしで味付けした野菜と銀ぶろうを酢飯に混ぜ合わせれば出来上がる。銀ぶろうは水から入れてじっくり柔らかくなるまで煮るのがこつとされる。大豊町では、このすしのほかにも銀ぶろうを混ぜごはんやおにぎりに使うことがあるといい、皮が柔らかいぶん煮崩れに注意するという。
なぜこの形になったのか
銀ぶろうの収穫は9月から11月におこなわれ、古くから祝宴や祭事の際に「銀ぶろうずし」がつくられてきたと伝わる。正月の煮豆やお彼岸の「なべもち」にも使われるなど、行事と結びついた豆として地域に根づいてきたとされる。ほとんどが地域内で消費されてきた豆だが、農家の高齢化による生産の衰退を受け、町を挙げて復活に取り組んでいるという。
食べに行く前に
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兄弟
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- チャーテの和え物熱帯アメリカ原産のウリ科植物チャーテ(ハヤトウリ)を生のまま和え物にする高知の秋の家庭料理。1株で100個以上実るため自家消費や近所への差し入れに使われ、栽培しやすい山間部で特に親しまれている。
- 中日そばうどんだしに中華麺を合わせた、高知県香南市赤岡町生まれの郷土麺。ちりめんじゃこやとろろ昆布が定番の具で、うどんとラーメンそれぞれの手間を省く工夫から生まれたと伝わる一杯である。
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- 葉にんにくのぬた刻んですり潰した葉にんにくに味噌や酢、ごま、砂糖を混ぜる高知の伝統的な調味料。朝鮮渡来が由来と伝わり、ブリなど生の魚に醤油の代わりにかけるのが一般的で、地域ごとに呼び名や具材が違うという。
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