惣菜
チャーテの和え物
Chate no Aemono
熱帯アメリカ原産のウリ科植物チャーテ(ハヤトウリ)を生のまま和え物にする高知の秋の家庭料理。1株で100個以上実るため自家消費や近所への差し入れに使われ、栽培しやすい山間部で特に親しまれている。
- 発祥: 高知県
- 東京から西へ約620km
何でできているか
生でかじるとしゃきしゃきとした歯ごたえが心地よく、和え衣のやさしい味わいが軽やかに絡むという。チャーテとは熱帯アメリカ原産のウリ科植物で、和名はハヤトウリという。1株から100個から200個もの実をつけることから「千成」とも呼ばれ、高知では英名のシャヨテがなまって「チャーテ」と呼ばれるようになったと伝わる。栽培が容易で庭先や家庭菜園でもよく育てられ、ご近所でのおすそ分けの定番になっているという。
どう作るのか
生のまま食べるとしゃきしゃきとした食感が楽しめ、和え物のほか肉炒めや酢の物にも使われる。新しく若い実は皮をむかずに食べられるという。歯ごたえを保ちたい場合は熱湯でゆでる際に酢を少し加えるとよいとされ、豚肉との相性がよいため厚めに切って一緒に炒めることも多いという。すし飯を詰めてすしに見立てる食べ方も伝わっている。
なぜこの形になったのか
チャーテは明治40年に海外から鹿児島県に伝わったとされ、高温多湿な気候の高知でも育てやすいことから山間部で特に親しまれてきたと伝わる。販売目的よりも自家消費用に栽培されることが多く、家庭菜園や日よけのグリーンカーテンとして育てる家庭も少なくないという。秋の実りの時季になると県内のスーパーマーケットや直売所で安価に並び、家庭料理として広く食べられているとされる。
食べに行く前に
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この土地の食材と料理
同じ高知県
- 中日そばうどんだしに中華麺を合わせた、高知県香南市赤岡町生まれの郷土麺。ちりめんじゃこやとろろ昆布が定番の具で、うどんとラーメンそれぞれの手間を省く工夫から生まれたと伝わる一杯である。
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- 碁石茶高知県大豊町に伝わる、カビ付けと乳酸発酵という二段階の発酵を経て作られる後発酵茶。四角く切った茶葉を天日で干した見た目が碁石に似ることからその名がついたとされ、甘酸っぱい独特の風味を持つという。
- ぐる煮大根や人参、里芋などの根菜を出汁じゃこと醤油で煮込む冬の総菜。土佐弁で「仲間」を意味する「ぐる」が名の由来とされ、何度も温め直しながら食べる備蓄菜として親しまれてきたという。
- 葉にんにくのぬた刻んですり潰した葉にんにくに味噌や酢、ごま、砂糖を混ぜる高知の伝統的な調味料。朝鮮渡来が由来と伝わり、ブリなど生の魚に醤油の代わりにかけるのが一般的で、地域ごとに呼び名や具材が違うという。
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