ITADAKI ATLAS

魚介 ── 貝・甲殻類・イカタコ

ホタルイカ

Hotaru Ika

体長5cmほどの小型のイカ。発光器を持ち、産卵期に岸近くまで浮上する姿が春の風物詩として知られる。内臓ごと丸のまま食べられ、ボイルして酢味噌で和えると濃厚な旨みとほろ苦さが楽しめる。

  • イカ・タコ

何でできているか

体長5cmほどの小型のイカで、体のあちこちに発光器を持つ。ボイルして酢味噌で和えると、内臓ごと食べられる濃厚な旨みとほろ苦さが同時に広がる。柔らかい身と小さな吸盤のコリッとした歯触りが対照的に感じられ、丸ごと食べられる小さなイカという珍しさも味わいのうちに含まれる。天ぷらにすると身の食感がより軽くなる。

どう作るのか

春の産卵期になると深海から浅場まで浮上する習性があり、この時期に定置網や、夜間に沿岸で群れをすくい取る漁で獲られる。鮮度落ちが早いため水揚げ後すぐに茹でるのが基本とされ、生のまま食べる場合は寄生虫対策で内臓を除くなどの下処理が要る。すくい取り漁は観光としても親しまれ、多くの見物客を集める。産卵を終えた個体は浅場で力尽きることも多く、波打ち際に打ち上げられる姿も春の風物詩の一つとされる。

なぜこの形になったのか

富山湾は沿岸からすぐ深い谷へ落ち込む棚状の海底地形を持つとされ、深海性のこのイカが産卵のため浅場近くまで上がってきやすい環境になっているという。富山県のまとめによれば、この地形が沿岸でのすくい取り漁や観光的な鑑賞を可能にしているとされ、春の風物詩として地域に定着してきた。発光する様子が海面を青白く照らすことから、夜の漁は幻想的な光景としても知られている。

食べに行く前に

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