麺 ── ラーメン
冷丼
Tochio Reidon
醤油だれの効いた冷たいスープに中華麺を沈めた、栃尾で「冷丼」とも呼ばれる夏の定番料理。猫舌だった後の店主が幼い頃に冷たいラーメンを求めたことがはじまりと伝わっている。
- 発祥: 新潟県長岡市
- 醤油
- 東京から北へ約210km
新潟県長岡市
何でできているか
きりっと冷えた醤油だれのスープに中華麺を沈め、チャーシューやきゅうり、錦糸卵などを彩りよく盛る。ひと口すするとだしの効いた醤油の香りが鼻を抜け、冷たさで麺のこしがいっそう際立つ。店によっては坦々風にピリ辛く仕立てたものもあるといい、通年で出す店もあれば夏だけの限定にする店もあるという。薬味にからしを添え、味を締める店も見られる。
どう作るのか
温かい中華そばと同じ醤油だれとスープを、氷でしっかり冷やして仕立て直すのが基本という。麺を冷水で締めてから冷たいスープに入れることで、暑い時期でもすっきりと食べられる一杯に仕上げると伝わる。栃尾では「冷や丼」とも呼ばれ、ラーメン鉢ではなく丼に盛る食べ方が定着している。具材を先に丼へ並べてからスープを注ぐ店が多く、仕上げに氷を浮かべる店もあるという。
なぜこの形になったのか
一説によると、昭和26年ごろ、熱いラーメンが苦手な猫舌の子どもだった後の店主が冷たいラーメンを頼んだのがきっかけと伝わる。夏の暑さが厳しい栃尾では、その一杯が評判を呼び、地域の食堂に広がって60年以上続くご当地グルメに育ったという。一軒の子どものわがままが町の夏の味になった逸話として語り継がれており、今では11軒ほどが看板メニューとして掲げているという。
食べに行く前に
同じ系統の料理
この土地の食材と料理
同じ新潟県
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