粉もの ── 粉もの
ぎゅうてん
Gyuten
群馬県桐生市の庶民食「ぎゅうてん」は、小麦粉を薄くといてキャベツやねぎと混ぜ、小判形に焼くお好み焼きに似た一皿。鉄板に生地をぎゅっと押しつけることが名の由来とされる。
- 発祥: 群馬県桐生市
- 東京から北西へ約90km
群馬県桐生市
何でできているか
小麦粉と水、卵を溶いた生地にキャベツやねぎを刻んで混ぜ込み、小判形に薄く焼き上げる。使う材料はお好み焼きに近いが、生地が薄く小ぶりなぶん、外側のかりっとした焼き目の割合が多くなるとされる。近年はチーズや桜えびを加えるアレンジもあるという。手のひらに収まる大きさも特徴の一つとされる。
どう作るのか
小麦粉と水、卵をよく溶いた生地に、ざく切りのキャベツとねぎを混ぜ、フライパンで食べやすい大きさに広げる。フライ返しで生地をぎゅっと押さえつけながら火を通し、両面に焼き色をつけるのが特徴とされる。仕上げにソースをかけたり、チーズや桜えびを加えたりするのは近年のアレンジだという。押しつける強さや焼き時間は家庭ごとに加減が違うともいわれる。
なぜこの形になったのか
桐生市は奈良時代から続く絹織物の産地で、家庭を守る女性たちも織物業で働きに出ることが多かったとされる。忙しい合間でもさっと作れる食事として、少ない材料で手早くできるぎゅうてんが子どものおやつや食事の副菜として親しまれたと考えられている。押しつけて焼くという名の由来も、手早く火を通す工夫の跡と見ることができるという。この手早さは今も忙しい桐生の暮らしにしっかりと合っているとされる。
食べに行く前に
同じ系統の料理
この土地の食材と料理
同じ群馬県
- 藤岡ラーメンあっさりした醤油スープの中華そば。町の食堂文化に根付く。
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- かて飯米に麦や豆、大根などの「かて」を加えて炊いたご飯。米不足の時代のかさ増し料理が起源で、現在は五目ご飯として親しまれる。学業成就を願う天神講の日に供されることが多い。
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