惣菜
切干し大根の煮物
Kiriboshi Daikon no Nimono
細切りにした大根を2週間ほど天日で干した切干し大根を戻し、じっくり煮含めた料理。空っ風が吹き晴天の続く栃木の冬につくられてきた保存食で、生の大根とは違う風味と栄養が凝縮される。
- 発祥: 栃木県
- 東京から北へ約100km
何でできているか
天日干しした切干し大根をかために戻し、人参・油揚げとともにだし汁と調味料でゆっくり煮含めた料理とされる。生の大根とは違う凝縮されたうまみと、しんなりとした歯ごたえが特徴で、赤唐辛子のピリッとした辛みがアクセントになる、素朴な常備菜とされる。つくり手の工夫が加わりながら、いまも各家庭に引き継がれている一品とされる。
どう作るのか
千切りにした大根をざるや新聞紙に広げ、日当たりと風通しのよい雨のあたらない場所で2週間ほど干して切干し大根をつくる。水で戻してから人参・油揚げ・赤唐辛子とともに油で炒め、だし汁・醤油・砂糖・みりんを加えて10分ほど煮て、汁気がなくなったら仕上げる。素朴でありながら、季節を映す味わいとして重んじられてきた。
なぜこの形になったのか
冬に空っ風が吹いて晴天が続く栃木の気候が、大根を天日で乾かす作業に適していたことから、切干し大根をはじめとする乾物づくりがこの地に根づいたとされる。野菜の少なくなる冬場の貴重な保存食として食べられてきたことが、いまも季節を問わず親しまれる煮物として受け継がれている理由という。つくり手の工夫が加わりながら、いまに引き継がれている一品とされる。
食べに行く前に
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