甘味
板台餅/ばんだい餅
Bandai Mochi
日光市栗山地区に伝わる、うるち米を硬めに炊いてつく餅。山小屋の板の上で斧の峰などで叩いてついたことから「板台餅」と呼ばれ、味噌だれやあんこ、じゅうねなど地域ごとの食べ方が残る。
- 発祥: 栃木県日光市
- 東京から北へ約120km
栃木県日光市
何でできているか
もち米ではなく硬めに炊いたうるち米を、山小屋で板の上に置き斧の峰で叩いてつくる餅とされる。もち米の餅より粘りが少なくなめらかで、時間が経っても固くなりにくい。囲炉裏で炙り、あんこやえごまの味噌だれ、すりつぶした枝豆のずんだなどをつけて食べる、雪深い山あいの暮らしに根ざした素朴な一品として親しまれている。
どう作るのか
水に浸したうるち米を固めに炊いて蒸らし、もちつき機でつきながらしゃもじで押さえて粘りを出し、俵型に丸める。囲炉裏で炙ったり、だし汁に入れて雑煮のように食べたりする。えごまをじっくり炒ってすり鉢ですり、熱湯と砂糖・塩を加えたじゅうねだれや、塩ゆでした枝豆をすりつぶしたずんだをつけて味わうこともあり、地域によって好みが異なる。
なぜこの形になったのか
もともとは山の作業小屋で、道具もそろわない中、板の台の上で斧の峰を使って餅をついたことから「板台餅」と呼ばれるようになったと伝わる。山の神の祭りで食べたり、山小屋から家に帰る際の土産として用いられたりしたことから、雪深い山あいの暮らしに根ざした行事食として、いまなお家庭や地域で大切に受け継がれている。
食べに行く前に
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この土地の食材と料理
同じ栃木県
- 揚げまき湯波の煮物生ゆばを重ねて棒状に巻き、輪切りにして油で揚げた「揚げまき湯波」を、薄味でじっくり煮た日光の郷土料理。表面が波打つ日光ゆばの技法を生かし、正月や祝いの席にも欠かせない。
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