お盆の精進料理
お盆は、先祖の霊を迎え供養する時期とされ、殺生を避ける仏教の考え方から、肉や魚を使わない精進料理が供えられる習慣があるといわれます。野菜や豆、海藻などを使い、素材の味を生かした料理が中心とされ、北海道の赤飯、京都のおばんざい、沖縄のゴーヤー料理など、地域の食文化と結びついた品が供えられる例もあるとされます。あわせてそうめんを供える、または食べる地域も見られるといい、そうめんが故人の霊を導く綱に見立てられるという説が理由のひとつとして語られることもあります。きゅうりとなすを使って馬や牛に見立てる「精霊馬」を作る風習も、お盆の時期にあわせて紹介されることがあります。
十五夜と月見団子
旧暦8月15日頃にあたる十五夜(中秋の名月)には、ススキを飾り、月見団子を供える習慣があるとされます。米粉などで作った白い団子を積み重ねて供えるのが一般的といわれ、里芋の収穫時期と重なることから「芋名月」とも呼ばれます。団子の数や積み方、供える場所には地域差があるとされます。十五夜からおよそ1か月後には「十三夜」と呼ばれる後の月見も行われるとされ、あわせて楽しむ地域もあるといわれます。
関係する食べもの
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