惣菜
ヒカド
Hikado
魚や鶏肉と大根、にんじんなどの野菜を細かく切って煮込み、すりおろしたさつまいもでとろみをつけた料理。長崎に滞在したポルトガル人の肉のシチューが起源とされ、名はポルトガル語の「刻む」に由来するという。
- 発祥: 長崎県長崎市
- 東京から西へ約970km
長崎県長崎市
系譜
ヒカドパスティー
何でできているか
ブリや鶏肉に大根、人参、干ししいたけ、さつま芋、しらす干しなどを合わせて煮込む、シチューに似た郷土料理となっている。仕上げにすりおろしたさつま芋でとろみをつけるのが特徴で、根菜のやさしい甘みと魚や肉のこくが溶け合うという。秋や冬の寒い時季に体を温める一皿として親しまれ、卓袱料理の一品としても供されるとされる。ひと口ふくむと、まず魚や肉のだしの香りが立つといわれている。
どう作るのか
大根や人参、しいたけなどの野菜と、ブリまたは鶏肉を細かく切って鍋で煮込み、醤油でシンプルに味付けする。最後にすりおろしたさつま芋を加えてひと煮立ちさせ、とろみをつければ出来上がる。とろみの付け方がさつま芋である点が、この料理ならではの特徴とされる。家庭料理としてだけでなく、料亭の卓袱料理のなかの一品として供されることもあるという。
なぜこの形になったのか
1600年代初頭、長崎に滞在したポルトガル人が寒い時季に牛肉や豚肉のシチューを食べていた習慣が地元に広まり、地域で採れる野菜や鶏、魚を使う独自の作り方に発展したのが起源と伝わる。名称もポルトガル語で肉を細かく刻む意味の言葉に由来するとされ、南蛮料理の系譜を引く一品とみられている。江戸中期の料理本にも南蛮料理の一つとして紹介されているという。
食べに行く前に
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兄弟
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- アルマド食紅で色付けしたゆで卵をすり身で包んで蒸した練り物で、切り口がピンク色に縁どられるのが特徴。平戸の名物とされ、佐世保では「アリマド」、長崎では「竜眼」と呼ばれる同種の練り物があるという。
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