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魚介 ── 魚

キビナゴ

Kibinago

体側に銀色の帯を持つ小魚で、手開きにした刺身を菊の花のように盛る「菊花造り」で知られる。鮮度落ちが早いため島の周りの澄んだ海で獲れてすぐ食べる文化が根付き、鮮度が命の魚とされる。

  • 青魚

何でできているか

体の中央に鮮やかな青い帯が走る、銀色に輝く小魚。手で開いてそのまま刺身にできるほど身がやわらかく、菊の花のかたちに盛りつける「菊花造り」で知られる。臆病な性質で、水から出すとわずか一秒ほどで弱ってしまうほど繊細な魚とされる。DHAやEPAを豊富に含み、健康食品としても知られ、体長は十センチに満たないものがほとんどだという。

どう作るのか

光に集まる習性を利用し、夜間に刺網で漁獲されるのが主な漁法だという。水揚げ後はすぐに手開きにして刺身に仕立てるのが定番で、包丁を使わずとも手だけで美しく開けるやわらかさが、菊花造りという独特の盛りつけを可能にしているとされる。天ぷらや南蛮漬けにして食べる方法も各地に伝わり、から揚げにして骨ごとぱりぱりと食べる食べ方も好まれている。

なぜこの形になったのか

甑島をはじめとする澄んだ海が好漁場になっており、水がきれいでなければ生きられない性質のこの魚にとって欠かせない環境になっているという。鮮度が落ちるのが早いため、獲れた海の近くですぐに食べる文化が根付き、島の刺身文化を支える魚として親しまれてきた。透明度の高い海が続く限り、この魚も居場所を保てるといえ、水質の悪化がそのまま漁獲量の減少に直結するとも懸念されている。

食べに行く前に

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