甘味 ── 和菓子
雷おこし
Kaminari Okoshi
蒸して乾燥させた米を炒って膨らませ、水飴や砂糖で固めた干菓子。寛政七年に浅草寺の雷門が再建された際、名物として売り出されたのが始まりと伝わり、浅草の門前菓子として定着したとされる。
- 発祥: 東京都台東区
- 干菓子
東京都台東区
系譜
雷おこし岩おこし
何でできているか
蒸して乾燥させた米を炒って膨らませたポン菓子状の粒に、水飴と砂糖を煮詰めた蜜を絡めて板状に固めた干菓子。落花生やごまを加えることも多く、サクサクとした軽い歯ごたえが身上とされる。落花生の量や蜜の甘さの配合は店ごとに異なり、軽い口あたりを追求する店と、ずっしりとした食べごたえを狙う店に分かれるという。浅草寺の参道に軒を連ねる老舗が、今もこの名物を焼き続けているという。
どう作るのか
乾燥させた米を高温で炒って一気に膨らませ、煮詰めた水飴と砂糖の蜜を絡める。落花生などを混ぜ込みながら型に押し込んで板状に成形し、冷めて固まったところで切り分ける。小分けにした個包装が浅草の定番土産として定着し、参拝のついでに買い求める客が今も絶えないとされる。膨らませる米の粒の大きさをそろえるのが難しく、均一な食感を出すための下準備が肝心だという。
なぜこの形になったのか
一説によると、寛政七年に浅草寺の雷門が再建された際、その名にちなんで「雷おこし」と名付けて売り出したのが始まりと伝わる。「起こし」の音が「家を起こす」「名を起こす」に通じる縁起物として、門前で参拝客に売られる土産菓子として定着していったとされる。雷門の提灯を模した包装で売られることも多く、土産物としての物語性も人気を支えているとされる。
食べに行く前に
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