発酵・保存 ── 漬物
ハリハリ漬け
Harihari-zuke
切り干し大根より太く切った「割り干し大根」を醤油だれに漬け込む、三浦半島の郷土料理。パリパリとした歯ざわりが名の由来とされ、大根の名産地三浦市で古くからつくられてきたという。
- 発祥: 神奈川県三浦市
- 東京から南へ約60km
神奈川県三浦市
何でできているか
切り干し大根より太く切った「割り干し大根」を、醤油やだし汁などの調味料に漬け込む。昆布やスルメを加えて漬けることが多く、パリパリとした歯ざわりが身上とされる。地域や家庭によってはさざえやわかめを入れたり、唐辛子でピリ辛にしたりするという。三浦市の特産品として、地元では日常食として頻繁に食されている。
どう作るのか
根元を切り落とした大根を縦に16〜20分割し、2週間ほど天日干しすると割り干し大根ができる。これを昆布やスルメ、醤油などの調味液に漬け込めばはりはり漬けの完成で、最近ではキムチの素を使ったアレンジも楽しまれているという。割り干し大根は「かながわブランド」にも登録され、地域の特産物としてPRされている。
なぜこの形になったのか
三方を海に囲まれた三浦市は一年を通じて野菜の露地栽培が盛んで、大根は日本一の生産量を誇る国の指定産地だったとされる。江戸時代からすでに大根栽培がおこなわれていたこの土地で、大根の保存法の一つとして割り干し大根とはりはり漬けが根づいたという。明治後期には三浦の在来種と練馬大根を交配した三浦大根も生まれた。
食べに行く前に
同じ系統の料理
この土地の食材と料理
同じ神奈川県
- ドリアバターライスに海老のクリーム煮をのせ、ホワイトソースとチーズをかけて焼く洋食。横浜のホテルで、体調の悪い客のために即興で作られたのが始まりと伝わる。海老の代わりに鶏肉やきのこを使う店もある。
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- 牛鍋牛肉や豆腐、春菊などを味噌や醤油だれで最初から煮込む横浜市発祥の鍋料理。開港後に西洋の肉食文化と出会って生まれ、居酒屋の主人が牛鍋屋を開いたのが始まりと伝わる。
- へらへら団子薄力粉や白玉粉を練った平たい団子にあんをからめる横須賀市佐島の郷土菓子。夏の船祭りで豊漁と無病息災を願って神棚に供えられ、集まった親族とともに味わう習わしが残っている。
- 平塚系タンメン透き通った塩味のスープにほのかな酸味をきかせ、わかめと刻み玉ねぎをのせる。神奈川に一般的なとろみの強いタンメンとは違い、さらりとした汁が特徴で、平塚の中華店で親しまれてきたと伝わる。
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