ごはんもの
とふめし
Tofumeshi
ゆでてつぶした豆腐に鯖の水煮缶やゴボウ、ニンジンを甘辛く炒め、炊きたてのご飯に混ぜ込む丹波篠山・大山地区の混ぜご飯。寄り合いの支度を簡単にしようと、長老の発案で生まれたと伝わる。
- 発祥: 兵庫県丹波篠山市
- 東京から西へ約420km
兵庫県丹波篠山市
何でできているか
ゆでた豆腐やニンジン、ゴボウ、鯖の水煮などを炒め、炊きたてのご飯に混ぜ込んだ料理で、丹波篠山市大山地区に約120年前から伝わる。豆腐のやわらかな口当たりと、根菜の歯ごたえ、鯖のうまみが渾然一体となった素朴な味わいを楽しめる。だしがしみ込んだご飯とおかずが一体となり、時間が経ってもおいしく食べられるという。
どう作るのか
鯖の水煮缶とニンジン、ゴボウ、油揚げ、ゆでた豆腐を炒めて醤油ベースで味付けし、炊きたてのご飯の上にのせて蒸らしながらかき混ぜて仕上げる。地区の運動会や冠婚葬祭、集会など、人が集まる場で大鍋で作りふるまわれてきた。かつては季節杜氏の弁当にも詰められていたという。市内の宿泊施設のレストランでは定食として提供され、売店ではレトルトの素も販売されている。見た目は地味だが、家庭の味として長く親しまれてきたという。
なぜこの形になったのか
大山地区の寄り合いで大勢分の料理を用意するのが大変だったため、長老がおかずとご飯を混ぜて作ればよいと提案したことから生まれた料理だという。山里にもかかわらず鯖が手に入ったのは、若狭湾から京都へ魚を運ぶ「鯖街道」の一つがこの地域まで通じていたためとされる。出稼ぎに出る杜氏の弁当にも詰められていたと伝わる。
食べに行く前に
同じ系統の料理
この土地の食材と料理
同じ兵庫県
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