生食
柿なます
Kaki Namasu
島根特産の西条柿を干した干し柿を、大根や人参の酢の物に加えたなます。干し柿の赤と大根の白の紅白が縁起がよいとされ、祝宴や正月料理として親しまれている。県内全域の伝承のため県庁所在地を代表点とした。
- 発祥: 島根県松江市
- 東京から西へ約610km
島根県松江市
何でできているか
「柿なます」は、干し柿を千切りにした大根とゆでた人参に混ぜ、酢や砂糖、醤油で和えたなますで、島根県内全域で食べられている郷土料理となっている。干し柿や人参の赤色と大根の白色を紅白に見立てた縁起の良い一皿とされ、干し柿ならではのやさしい甘さとあざやかな彩りが持ち味となっている。噛むとねっとりとした甘さと大根の歯ごたえが同時に広がる。
どう作るのか
食べやすく切った干し柿に、細く切った大根とゆでた人参を混ぜたのち、酢や砂糖、醤油で味をととのえる。冷蔵庫でしばらく寝かせて味を馴染ませたら完成で、干し柿はよく乾いているものを選ぶとよいとされる。生柿を使う場合は色が鮮やかなため人参を使わず、柿と大根またはかぶだけでつくることもあり、柚子の皮を添えると風味がいっそう良くなるという。
なぜこの形になったのか
島根県で広く生産される西条柿は、日本海の潮風と気温、赤土の相性が良いことから県内でよく収穫されるようになったと伝わる。もともとは渋柿だが、渋抜きをすると糖度17度以上のとろけるような甘さになり、干すことでさらに糖度が凝縮されるため干し柿に適しているとされる。干し柿や人参の赤色と大根やかぶの白色の組み合わせがおめでたい色とされたことから、祝宴や正月の定番料理として親しまれるようになったという。
食べに行く前に
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この土地の食材と料理
同じ島根県
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