麺 ── ラーメン
利尻ラーメン
Rishiri Ramen
利尻昆布の産地・利尻島のラーメン。昆布だしの風味を消さないよう塩味に仕立て、麺にまで利尻昆布を練り込む店もある。火山島で育つ最高級昆布の存在感を、そのまま一杯にした味。
- 発祥: 北海道利尻町
- 塩
- 東京から北へ約1060km
北海道利尻町
何でできているか
利尻昆布からとった出汁が主役で、味つけは最小限の塩にとどめる。「昆布の味が一番わかりやすいから」という理由で塩スープが選ばれており、麺そのものに利尻昆布を練り込んで昆布色に仕上げる店もある。スープも麺も、昆布の風味を邪魔しない作りが徹底されており、飲み干した後にも昆布の余韻が長く残る一杯とされ、香りだけで産地がわかるとも言われる。
どう作るのか
利尻昆布をじっくり水出しまたは煮出しして濃い昆布だしをとり、塩で最低限ととのえる。麺には製麺時に利尻昆布を練り込み、色と香りの両方に昆布を映し込む店もある。具はシンプルにまとめ、昆布の風味を引き立てる方向で全体を組み立てるのがこの一杯の流儀になっていて、余計な要素を足さないことが逆に個性になっている。
なぜこの形になったのか
利尻島は火山の島で、その恵みを浴びて育つ利尻昆布は千年ともいわれる歴史を持ち、かつては宮廷儀式や茶道でも使われた高級食材だった。地元の漁業協同組合がこの昆布の価値をラーメンという身近な形で伝えようとした結果、だしも麺も昆布で貫く一杯になったとされ、島の看板食材をそのまま器に映す試みとなり、観光の土産としても定着している。
食べに行く前に
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この土地の食材と料理
同じ北海道
- 旭川ラーメン魚介と豚骨を合わせた醤油スープに、ラードで蓋をして冷めにくくする。厳寒の地ならではの工夫とされる。
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