惣菜
めまき
Memaki
ワカサギなどの魚を乾燥アラメで三角に巻き、10時間以上かけて醤油だれで柔らかく煮る富士河口湖町の一品。富士山信仰の参詣者を泊めた御師がふるまったとされ、三角の形は富士山を表すと伝わる。
- 発祥: 山梨県富士河口湖町
- 東京から西へ約90km
山梨県富士河口湖町
系譜
めまきじゃがいもとひじきの煮物
何でできているか
ワカサギなどの魚を乾燥させたアラメで三角形に巻き、10時間以上かけてじっくりと醤油だれで煮込む。硬いアラメが長時間の煮込みでとろりとやわらかくなり、魚の旨みを閉じ込めた濃厚な味わいが持ち味とされる。三角の形は富士山を、留めた爪楊枝は登山の金剛杖を表すとも伝わり、信仰と結びついた見た目をしているという。
どう作るのか
熱湯でゆでて陰干ししたアラメで魚を三角形に巻き、鍋でじっくり10時間以上煮る。柔らかくなったところで醤油や砂糖、酒などの調味料を加え、味がしっかりしみ込むまでさらに煮詰めるとされる。硬いアラメを使うからこそ長時間の煮込みに耐え、崩れにくい形を保ち続けられるとされ、手間のかかる仕込みが独特の味を育てるという。
なぜこの形になったのか
富士山信仰で訪れる参詣者を泊めた御師が、もてなしの料理としてふるまったのが始まりと伝わる。硬いアラメは日持ちがするため、富士登山の携帯食としても重宝されたとされる。三角形が富士山を象るとされることや、祭神が三角形の姿を模すとされることから、山への祈りと結びついた行事食として受け継がれてきたとみられる。
食べに行く前に
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- あけぼの大豆の枝豆通常の1.6倍という大粒の「あけぼの大豆」を塩ゆでにする身延町曙地域の枝豆。明治から続く在来種だが機械化になじまず生産者の高齢化で希少となり、「幻の大豆」とも呼ばれてきたと伝わる。
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