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Hatto

そば粉ともち米粉を等分に合わせて練り、菱形に切って茹で、砂糖と塩で味付けしたじゅうねんをまぶして食べる檜枝岐村の料理。江戸期に粉食が制限された際、こっそり食べていたことが名の由来とも伝わる。

  • 発祥: 福島県檜枝岐村
  • 東京から北へ約150km
福島県檜枝岐村

何でできているか

そば粉ともち米粉を半々に合わせて練り、ひし形に切ってゆでた檜枝岐村・南会津地方の郷土料理とされる。もちもちとした食感と、そば粉ならではの香ばしい香りが持ち味で、塩と砂糖で味付けしたじゅうねんをたっぷりまぶして食べるという。かつては貴重な贅沢品とされ、ハレの日にのみ限って食べることが許されていたと伝わる。

どう作るのか

もち米粉とそば粉を半々に合わせ、熱湯でよく溶いて耳たぶほどの硬さになるまでしっかりこねるのが基本とされる。麺棒で1cmほどの厚さに丁寧にのばし、包丁で菱形に切りそろえてから熱湯でじっくりとゆでていくという。塩と砂糖でよく味付けしたじゅうねんを表面全体にたっぷりまぶして、最後に仕上げるのが定番と伝わる。

なぜこの形になったのか

江戸時代には米やそばの粉食を制限する動きがあったとされ、本来ご法度だった粉料理をこっそりと食べていたことが、この独特な名前の由来と伝わる。田植えの後の「さなぶり」や屋根葺き替えなど、作業がひと段落したときに食べる特別な料理として、この山間部の素朴な暮らしの中にゆっくりと自然に深く根づいていったとされる。

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