甘味
桜餅
Osaka Sakura Mochi
つぶつぶとした道明寺粉の餅であんを包み、塩漬けの桜の葉で巻く春の菓子。道明寺粉は千年以上前に藤井寺市の道明寺で保存食としてつくられたのが始まりとされ、関東のクレープ状の桜餅とは製法が異なる。
- 発祥: 大阪府藤井寺市
- 東京から西へ約400km
大阪府藤井寺市
何でできているか
道明寺粉でつくったつぶつぶとした餅で、あんを包み塩漬けの桜の葉で巻いた春の菓子とされる。もちもちとした食感とほんのりとした桜の香りが重なり、ピンク色の見た目からも春らしさが伝わるとされる。桜餅は春の季語にもなっているといい、見た目も味も春を感じられる風流な菓子とされ、桜餅は全国各地で食べられているが、道明寺粉を使う点が大阪を含む関西の特色とされる。
どう作るのか
塩漬けの桜の葉を水に浸けて塩抜きする。道明寺粉に砂糖、水、食紅を合わせて蒸すか煮て餅にし、ちぎって円形にのばしあんを包む。最後に桜の葉で巻いていただく。葉は食べても食べなくてもよいとされ、2月から4月上旬にかけて菓子店などで販売され、季節を感じる菓子として広く楽しまれているという。道明寺粉のつぶつぶとした食感が、関西の桜餅ならではの持ち味とされる。
なぜこの形になったのか
関東の桜餅が薄いクレープ状の生地であんを巻くのに対し、関西では道明寺粉を使う点が異なると伝わる。道明寺粉は千年以上前に大阪・藤井寺市の道明寺で保存食として初めてつくられたのが始まりとされ、その粉を使うことが大阪を含む関西の桜餅の特徴になっていったと考えられる。仕上げに塩漬けした桜の葉で巻く点はどちらの桜餅にも共通しているという。
食べに行く前に
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対比
同じ大阪府
- あかねこ蒸したもち米と小麦粉をついた餅に砂糖ときな粉をまぶす「半夏生もち」。田植えを終えた感謝と豊作祈願で食べられ、皮ごと挽いた小麦粉で餅が褐色になり、猫の丸い背中に似ることから名がついたと伝わる。
- バッテラ薄切りの〆鯖と白板昆布を木枠で押し固める箱寿司。南船場の「寿司常」が明治24年に考案し、当初使ったコノシロの寿司の形が小舟に似ていたことからポルトガル語で小舟を意味する名がついたと伝わる。
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