甘味
みょうがぼち
Myogabochi
そら豆のあんを小麦粉の皮で包み、みょうがの葉で包んで蒸す北方町・岐阜市周辺の郷土菓子。かつては「田植えぼち」とも呼ばれ、農作業の合間、田んぼのあぜ道でおやつとして食べられていたという。
- 発祥: 岐阜県
- 東京から西へ約270km
何でできているか
そら豆であんをつくり、小麦粉の皮で包んでみょうがの葉で蒸した素朴な郷土菓子で、葉をほどくとみょうがのさわやかな香りがふわりと立ち、皮のもちっとした食感とそら豆あんのほくほくした甘みが重なるという。田植えの合間のおやつとして親しまれてきたと伝わり、かつては「田植えぼち」「野休みぼち」とも呼ばれていたそうだ。
どう作るのか
水に浸したそら豆をやわらかく煮て砂糖を加えあんをつくり、小麦粉に水と砂糖、塩を加えて練った皮でくるみ、丸く形を整えてみょうがの葉で包んで蒸すという。皮には小麦粉だけでなく米粉を混ぜる地域もあり、早い時期の葉ほど香りがよいと伝わり、みょうがの葉が出回る六月から十月ごろまで各家庭でつくられているそうだ。
なぜこの形になったのか
みょうがの葉には殺菌効果があるとされ、食品が傷みやすい初夏から夏にかけての携帯食に適していたという。冷蔵庫のない時代、農作業の合間にあぜ道でおやつとして食べるための知恵として育ち、鉄分やたんぱく質を含むそら豆のあんが疲れを癒やす役割も果たしてきたと、この地域では今も長く語り継がれているとされている。
食べに行く前に
同じ系統の料理
この土地の食材と料理
同じ岐阜県
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