甘味
げたんは
Getanha
小麦粉と重曹の生地を黒糖で焼き、三角に切って黒糖蜜にくぐらせる菓子。米の集荷地だった横川町で客をもてなすお茶うけとして生まれ、泥に汚れた下駄の歯に見た目が似ることからこの名がついたと伝わる。
- 発祥: 鹿児島県霧島市
- 東京から南西へ約940km
鹿児島県霧島市
何でできているか
小麦粉と重曹の生地に黒糖を混ぜて焼き、二等辺三角形に切って黒糖の蜜にくぐらせた鹿児島県の焼き菓子とされる。表面は黒糖の蜜がシャリッとした食感を残し、中はしっかりとした生地に時間とともに蜜が染みこんでいく。泥に汚れた下駄の歯に似た見た目から、この愛嬌のある名がついたと伝わる。かじると表面のシャリッとした蜜と生地のもっちりとした食感が対照的に楽しめる。
どう作るのか
小麦粉と重曹を合わせた粉に水で溶いた黒糖を混ぜ、天板に広げて20分ほど焼く。粗熱がとれたら二等辺三角形に切り分け、黒糖の蜜にくぐらせていただく。表面の蜜は乾かさずしっとりと保つのがこつだという。焼き加減によって生地のかたさが変わるため、天板の厚みにも注意が必要とされ、蜜にくぐらせたあとはしっかり冷まして落ち着かせてから食べると良いとされる。
なぜこの形になったのか
かつて米の集荷地だった横川町(現・霧島市)に集まる人をもてなすお茶うけとしてつくられたのがはじまりと伝わる。当時は「三角菓子」とも呼ばれていたという。薩摩藩が琉球や奄美地域の黒糖生産を独占していた歴史を背景に、黒糖を使った郷土菓子として広まったとされ、横川町では一時途絶えたのち、2000年代に地元の食生活改善推進員によって再現されたという。
食べに行く前に
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