ITADAKI ATLAS

ごはんもの

つとっこ

Tsutokko

もち米と小豆を栃の葉で包み、わらで縛って蒸した秩父地域の携帯食。かつては武士の陣中食だったとも伝わり、5月の節句には青々とした栃の葉を使った行事食として作られる。

  • 発祥: 埼玉県秩父市
  • 東京から北西へ約70km
埼玉県秩父市

系譜

何でできているか

もち米を栃の葉とわらひもで包んで炊いた携帯食とされる。栃の葉のさわやかな香りがもち米に移り、小豆の程よい甘さと合わさって、蒸し暑い季節にもさっぱりと食べられる味わいだという。開くと葉の香りがふわりと立つのも楽しみだという。包みを開くと栃の葉の香りがふわりと立ち上り、食欲をそそるという。小豆の甘みは控えめにして、もち米そのものの味を楽しむ家庭もあるという。

どう作るのか

一晩水に浸したもち米と、崩れない程度に煮た小豆をよく混ぜ合わせ、重ねた栃の葉の上にのせてわらで縛る。かぶるくらいの水を加えた鍋で、指で押してやわらかくなるまで45分ほど煮ると伝わる。もち米とうるち米を半々にするなど配合を変える家庭もあるという。わらでしっかりと縛ることで、煮ている間に形が崩れにくくなると伝わる。

なぜこの形になったのか

かつて携帯食として持ち歩かれた料理とされ、栃の葉で包むことで保存性が保たれるため、農繁期の食事としても重宝されてきたという。青々とした栃の葉が手に入る初夏の節句にあわせて作られる行事食としても受け継がれていると伝わる。子どものおやつとしても親しまれてきたという。地域のお祭りで振る舞われることもあり、季節を感じさせる行事食として親しまれてきたという。

食べに行く前に

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