ごはんもの
鉄砲巻き
Teppou Maki
炙った海苔にすし飯ではなく普通のご飯を広げ、醤油をかけた鰹節を芯にして巻いた富津市の一品。見た目が鉄砲に似ることが名の由来で、海苔の産地である富津の漁師が携帯食として食べてきたと伝わる。
- 発祥: 千葉県富津市
- 東京から南へ約40km
千葉県富津市
何でできているか
味付けしたかつお節を芯にして巻いた太巻きで、切り口が鉄砲の筒に似ていることから名がついたと伝わる。すし飯ではなく普通のご飯を使うのが富津の鉄砲巻きの特徴で、かつお節のおかかおにぎりを細長く巻いたような素朴な味わいになる。海苔の産地ならではの、手早くつくれる巻き寿司として長く地元の人々に愛され続けている。
どう作るのか
炙った海苔を巻きすの上に広げ、ご飯を薄く敷き詰める。醤油をかけて味をつけたかつお節を芯にして、細く巻き上げる。すし飯を使わないぶん手早くつくれ、片手でも食べやすい太さに仕上げるのがこつとされる。切り分けずにそのまま持ち歩けるようにして弁当箱に詰め、漁の合間にほおばることもあるという、手軽さが身上の巻き寿司とされる。
なぜこの形になったのか
海苔の養殖が盛んな富津の浜では、漁の合間に手早く食べられる携帯食が求められたと伝わる。すし飯を仕込む手間を省き、普通のご飯とかつお節だけで仕上げる簡便さが、漁師の弁当として広まった理由とされる。地元でとれる海苔とかつお節を組み合わせた、漁師の暮らしに直結した巻き寿司として今もなお大切に語り継がれている。
食べに行く前に
同じ系統の料理
この土地の食材と料理
同じ千葉県
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