生食
落花生なます
Rakkasei Namasu
千切りにした大根と人参を、すりつぶした炒り落花生入りの合わせ酢で和える。落花生が特産の富士宮市や富士市周辺では、酢の酸味を落花生のこくが和らげる紅白なますとして正月に定着してきたとされる。
- 発祥: 静岡県富士宮市
- 東京から南西へ約120km
静岡県富士宮市
何でできているか
落花生なますは、千切りにした大根と人参を、すりつぶした炒り落花生入りの合わせ酢で和えるなます。正月のおせちに欠かせない紅白なますは酢と砂糖の甘酸っぱい味付けが知られるが、落花生が特産の富士宮市や富士市周辺では、落花生を加えたこくのある味わいが定着しているとされる。彩りの紅白に落花生の白がなじむ一皿とされる。
どう作るのか
大根と人参を千切りにし、塩を振って汁気が残る程度まで絞る。すり鉢に炒り落花生を入れてすり、酢と砂糖、塩を加え、落花生の脂が出るまですり合わせる。そこに水気を絞った大根と人参を加えて和える。殻ごとゆでた「ゆで落花生」を添えることもあり、この地域ならではの食べ方として親しまれているという。すり加減で食感の粗さを調整できるとされる。
なぜこの形になったのか
すりつぶした落花生を加えることで酢の酸味が和らぎ、こくが加わって後を引く味になるとされ、酢の物が苦手な人でも食べやすくなると伝わる。正月料理でありながら手軽につくれるため、家庭では日常的にもつくられており、地元の落花生栽培が生んだ独自のなますとして根づいてきたとされる。落花生の香ばしさが、なますの印象を大きく変えるという。
同じ系統の料理
この土地の食材と料理
同じ静岡県
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