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鍋・汁もの ── 鍋料理

常夜鍋

Jobannabe

豚肉とほうれん草を、昆布と日本酒の出汁でさっと煮て、ポン酢で食べる鍋。「毎晩食べても飽きない」ことが名の由来とされ、出汁に味をつけない水炊きの系統にあたる。具は豚肉とほうれん草が基本。

  • 水炊き・ちり系

系譜

何でできているか

具は豚肉とほうれん草が基本で、昆布出汁と日本酒を張った湯でさっと煮る。ほうれん草の青い香りと豚肉の脂の甘みが、味をつけない出汁の中で重なる。ポン酢に、大根おろしやねぎ、七味などの薬味をあわせて食べると、あっさりした豚肉と野菜の味が引き立つ。出汁に味をつけないので、肉や野菜の持ち味がそのまま出て、ポン酢を替えるだけで違った食べ心地になる。

どう作るのか

水に日本酒と昆布を入れて沸かし、ほうれん草と豚バラ肉を入れて火が通ったら食べる。しいたけや豆腐、油揚げを加えてもよい。出汁には味をつけず、具を煮る時間も短いので、鍋の支度から食べ終わるまでが手早い。毎晩の食卓に出しやすく、野菜をたっぷり食べられる。豚肉にはバラ肉がよく使われ、脂の甘みが出汁に移るため、しいたけや豆腐を足しても飽きがこない。

なぜこの形になったのか

常夜鍋は、毎晩食べても飽きないというところが名前の由来とされる。味つけをしない出汁で具を煮て、ポン酢で食べる点は水炊きと共通する。豚肉と青菜という日常の材料を、昆布と日本酒だけで煮る簡素さが、日々の食卓に向く鍋として受け入れられてきたと読める。発祥の土地については、確かな出典を確かめられていない。鍋の名前そのものが、日々の食卓向きという性格を示している。

食べに行く前に

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