惣菜
およごし
Oyogoshi
サトイモをすりつぶし、ゴマや味噌とともに野菜と和える白和え風の一皿。約230年前の集落火災で焼け残った野草を和えて食べたことに由来すると伝わり、豆腐の代わりに里芋を使うようになったという。
- 発祥: 佐賀県
- 東京から西へ約910km
何でできているか
里芋やほうれん草などの野菜を、味噌やごまで和えた白和え。豆腐の代わりに常備していたサトイモを使うようになったと伝わり、家庭によってかぼちゃを使うこともあるという。里芋のつぶし加減で食感を変える工夫もあるそうだ。女性の言葉で和え物を意味する名だとされる。現在では各家庭によって使う野菜や味付けが変わるという。
どう作るのか
里芋をゆでてつぶしておく。ほうれん草はゆでて水気を絞る。だしで人参やごぼう、しいたけを煮て、つぶした里芋に砂糖やみりん、味噌、ごまを混ぜたものと合わせる。野菜の水気をしっかり切るのがこつだという。里芋は粉ふきいものように水分を飛ばすとよいとされる。かぼちゃを代用することもあるとされる。各家庭の味として受け継がれているとされる。
なぜこの形になったのか
かつて集落を焼いた火災の際、焼け残った野草を和えて食べたという伝承にちなむ料理とされる。それ以来、先人の思いを忘れないよう毎年その日にこの料理をふるまう祭りが続いているという。佐賀のおふくろの味として、日常食にも取り入れられているそうだ。被災した先人の思いを忘れないための料理だと語り継がれている。先人の苦労を忘れないための料理として今に続くという。
食べに行く前に
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この土地の食材と料理
同じ佐賀県
- あらの姿煮10kgほどにもなるアラ(クエ)を丸ごと大鍋で1日がかりで煮込む。唐津くんちで留守を守る女性たちが客をもてなす「くんち料理」の目玉とされ、戦後、見栄えを競って始まったと伝わる。
- ふなんこぐい昆布で巻いたフナをダイコンなどと大鍋でじっくり煮込み、姿のまま骨まで柔らかく仕上げる。有明海の漁が乏しい冬のたんぱく源として重宝され、鹿島市では恵比寿様への正月の供え物にもなるという。
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